夏の庭の主役
エキナセア

エキナセアは、花が少なくなる真夏に、暑さをものともせずに咲いてくれる貴重な宿根草。梅雨の後、ほかの草花が徒長したり枯れこんだり残念なことになっていく中、ぴんと花穂を立ち上げて元気に咲く姿は頼もしいかぎり。夏花壇をしょって立つお方です。

 

花期は、初夏から秋まで次々蕾をつけて、ずうっと咲いていてくれます。花持ちも良く、一度咲いた花が2週間も3週間も、きれいな形のまま咲き続けます。
切り花にも向いているのですが、外で元気に咲く姿が素敵すぎて切れません。

赤、ピンク、黄色、白、グリーン、オレンジ、複色など様々な色、一重に八重、高性から矮性まで、毎年新しい品種が登場しています。
これからますます人気のお花になりそうです。

日照が好きなので、日向の、水はけの良い土に植えます。地植えの場合、根づいたら水やりも必要ありません。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと。

肥料は生育期に根元にIB肥料を施すくらいでいいと思います。あまりに暑い時期は、無理をさせないように肥料は控えます。うちでは元気でいてくれるように、時々リキダスを株元と葉面に撒いたりしています。
病害虫はほとんどありません。

花が枯れたら茎から切ります。冬は地上部が消えますが、放任でも春に芽を出して、気温の上昇とともにすくすく育ちます!

写真 上はミルクシェーキ、下はグリーンジュエル

左から、カンタロープ、バタフライキッス、ホワイトパーフェクション、グリーンエンビ―

エキナセア MEMO

花期:6~10月

草丈:品種によって約 20cmくらい~1m

科名:キク科
原産地:北アメリカ

日 照:日向

管 理:品種や植え方によって肥料の量が違うので、花の数を見ていろいろ試してください。
メ モ:種よりも苗を植えるのが一般的。地植えの場合は、広めに場所をとってあげましょう。