野菜ソムリエ篠田彩子さんに聞く
菜の花

「菜の花」とは、アブラナ科の野菜の花芽の総称です。アブラナ科には、ハクサイ、カブ、ダイコン、コマツナ、ミズナ、チンゲンサイ、キャベツなどいろいろあります。春を感じるほろ苦さと香りが魅力です。


栄 養

カロテン、ビタミンB群やビタミンCを豊富に含むので、皮膚の粘膜を正常に保ち、美肌に効果的といわれる。鉄分や葉酸をも含むので貧血予防にも。

旬・選び方

2月から3月にかけて最盛期をむかえる。黄色いつぼみの部分が咲いていないもので、色が鮮やかで、弾力のあるもの。葉の緑色が鮮やかで濃いもの。

保存のしかた

2月から3月にかけて最盛期をむかえる。黄色いつぼみの部分が咲いていないもので、色が鮮やかで、弾力のあるもの。葉の緑色が鮮やかで濃いもの。

調理法

簡単に、塩をひとつまみ入れた熱湯でさっと茹でると、そのものの香りや味を楽しめる。お浸し、辛し和え、天ぷら、お吸い物や炊き込みご飯などにも。

野菜ソムリエ篠田彩子さん

2児の母として、育児を通じて改めて食の大切さを感じる日々を過ごしながら、

野菜ソムリエのとしての活動を行う。
「野菜のパワー」の素晴らしさを多くの 方々に知ってもらうべく、情報発信中。


牛肉と菜の花のオイスターソース炒め
材 料(2人分)

牛肉の薄切り…300g

菜の花……1束

ヤングコーン…1瓶

 

《牛肉の下味》

砂糖……大1

油……大1

水……大1

片栗粉……大1/2

 

《合わせ調味料》

オイスターソース…大1

醤油……小1

片栗粉……小1

砂糖……小1/2

胡麻油……小1/2

胡椒……少々

水……大2


作り方

1. 牛肉は一口大に切って、下味をつける。

2.菜の花は2等分に切り、水につけてパリッとさせておき、炒める直前にザルにあげる。

3.ヤングコーンは水洗いして斜めに2等分に切る。

4.合わせ調味料を合わせておく。

5.中華鍋に油大さじ1を熱し菜の花を入れて、塩小さじ1/2(分量外)を振りかけて強火で手早く炒める。八割ほど火が通ったら取り出す。

6.中華鍋をきれいにしてから油大さじ2を入れ、油が冷たいうちに下味を付けた牛肉を入れる。中火でほぐすように手早く炒めて、八割ほど火が通ったら、ヤングコーンを入れて炒める。あたたまったら菜の花を戻し入れて炒め、合わせ調味料を回し入れて、手早く全体に炒め合わせて仕上げる。