野菜ソムリエ篠田彩子さんに聞く
ミョウガ

爽やかな香りとシャキッとした食感が涼しげな夏の風味野菜。昔から日本の各地に自生していて、平安時代に漬物として供御するために、なんと栽培規定まで制定されていたそう。

アジア東部、中国原産ですが、食用として親しまれているのは、今では日本だけとも言われています。


栄 養

紫外線の対策に大切となってくるビタミンCや、便秘解消などに効果的な食物繊維を含んでいます。特有の香りは食欲増進効果を期待できるといわれています。

旬・選び方

夏に花が咲く夏ミョウガは6月から7月、秋に花が咲く秋ミョウガは8月から10月が旬です。ふっくらと丸みがあり、赤みと光沢があるものが良品。

保存のしかた

夏に花が咲く夏ミョウガは6月から7月、秋に花が咲く秋ミョウガは8月から10月が旬です。ふっくらと丸みがあり、赤みと光沢があるものが良品。

調理法

香辛野菜なので薬味として使うことが多いですね。漬物や天麩羅にして食べるのも、風味や食感を生かせるので美味しいです。味噌汁やハンバーグの具としても。

野菜ソムリエ篠田彩子さん

2児の母として、育児を通じて改めて食の大切さを感じる日々を過ごしながら、

野菜ソムリエのとしての活動を行う。
「野菜のパワー」の素晴らしさを多くの 方々に知ってもらうべく、情報発信中。


具だくさんの冷や汁
材 料 (4人分)

アジの干物…2~3枚

ナス…………1本

キュウリ………1本

豆腐…………1/4丁

ミョウガ………1~2個

大葉…………5枚

青ネギ………2本

ご飯…………茶碗3杯くらい

<だし汁>

だし汁………4カップ

味噌…………大3~4

すり胡麻……大4

ア ジの干物……1枚


作り方

1. アジの干物を焼き、焼き上がったら骨を取り身をほぐす。1枚分はだし汁で使います。

 

2. ナス・キュウリは薄切りにして、塩で揉み、水気を切る。

 

3. ミョウガ、青ネギは小口切りにし、大葉は千切りにする。豆腐も食べやすいように薄く切る。

 

4. 味噌・すり胡麻・焼いて骨を取ったアジの干物1枚分をフードプロセッサーにかける。または、すり鉢で擂る。

 

5. 4をアルミホイルの上に平らにのせ、オーブントースターで軽く焦げ目がつくまで焼く。冷めたら、だし汁と混ぜ、冷やす。

 

6. 器にご飯を入れ、1、2、3をのせ、だし汁をかける。