野菜ソムリエ篠田彩子さんに聞く
ショウガ

熱帯アジア原産の、世界中で使われる香辛料のひとつ。通年出回るショウガは秋に収穫して貯蔵しておいたもので辛味と風味が強い。初夏に出回る新ショウガは旬を感じるもので、みずみずしくて、やわらかい辛味が特徴。


栄 養

辛味成分のショウガオールは血中コレステロールを減らす効果を期待。香り成分のシネオールなどは強い殺菌作用で、ガリとして寿司の付け合せにぴったり。

旬・選び方

ショウガの本来の旬は6月から9月で新ショウガとして出回る。表皮に傷がなくて、つやとはりがあり、ふっくらとして形がよく、かたいものが良品。

保存のしかた

乾燥を防ぐために、ラップや保存瓶、タッパーなどに入れて冷蔵庫の野菜室で保存。すりおろしたものを小分けにして冷凍保存することもオススメ。

調理法

スライスしたショウガを砂糖と一緒に煮込み、氷を入れたグラスに入れ、炭酸水やトニックウォーターなどを注ぎ、レモンを添えて自家製ジンジャーエールでも。

野菜ソムリエ篠田彩子さん

2児の母として、育児を通じて改めて食の大切さを感じる日々を過ごしながら、

野菜ソムリエのとしての活動を行う。
「野菜のパワー」の素晴らしさを多くの 方々に知ってもらうべく、情報発信中。


紅ショウガ
材 料 

新ショウガ……200g

塩……8g

(新ショウガの重さ4%)

赤梅酢……カップ1


作り方

1.新ショウガの皮を軽くこそげ取り、洗って水気を切る。

2.新ショウガに塩をまぶしてポリ袋に入れ、冷蔵庫で1日以上漬ける。

3.さっと洗い水気をふき取り、ざるなどに広げて1日以上天日干す。

4.ニンニク・ショウガ・長ネギはみじん切りにする。

5.消毒済みの保存ビンにショウガを入れ、赤梅酢を注いでふたをする。

6.1ヵ月ぐらいから食べられる。