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今やテレビはバラエティ番組が主流で、出演するタレントさん達は時代の寵児なのだとか。バラエティで主役をはるまでには、凌ぎを削る競争と努力、そして運 がいると言われます。伝統のお菓子やテーブルセッティングを指導し、著書の執筆や講演、展覧会に日々明け暮れる私には無縁の世界です。
ところが先日バラエティ番組から突然私にお呼びがかかったのです。25年もの長寿番組で芸能人の登竜門として有名なフジテレビの「笑っていいとも」でバ レンタインのお菓子を作る企画です。私の好奇心の虫が騒ぎだし、こんな機会は二度とないと思い引受けました。教室のスタッフに当日の出演者について事前に 尋ねると、全て第一線で活躍されている方々だと聞かされました。
ゲストルームで待機し、ディレクターの指示でいよいよ本番へ。ステージで初めて出演者と顔をあわせました。「キングコング」の名前がとても気になり尋ね ると、タモリさんが「人間です。動物は出ていません」と細いズボンの二人組を紹介してくださいました。思わず「本気でつけたお名前ですか?」と真面目に聞 いてしまい、あぁバラエティだったと反省。次に私の作ったバレンタインケーキが紹介されると、一同から大きな歓声が…。
その後「あのお菓子が食べたい」「お菓子を習いたい」と、問い合わせが殺到しました。その反響の大きさに、やはり世はバラエティ全盛の時代なのだと痛感したのでした。
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