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大山滋郎先生の「身近な法律相談」vol.2


身近な法律相談所


Q.夫が電車で痴漢をしたということで、逮捕されました。その後どうなるのでしょうか?
痴漢の程度にもよりますが、一般的に罪を認めて反省しているのならば、数日で釈放されるのが通常です。その後、罰金を払って終わりになるのが普通の流れです。

Q.夫は絶対に無実だと言っています。この場合はどうなりますか。
罪を認めていない場合は、逮捕に続いて勾留されます。その場合、一番長くて23日間、身体を拘束されることになります。その後、起訴されて正式裁判ということになると、さらに身体拘束が続くこともあります。

Q.無罪の主張は認められるのでしょうか。
認められる場合もあります。ただ、明確な証拠が無い中で、「やった」「やらない」」という水掛け論になりますが、どうしても被害者の言うことの方が信じられる傾向にあります。従って、無罪とされるのはまれなケースです。

Q.それなら、たとえ無実でも、痴漢をしたと言った方が良いということでしょうか。

無実である以上、あくまでも無実の主張をすべきだと思います。一方、無実を主張した場合、長期の身体拘束、正式裁判、高額の弁護士費用など、非常に大きな 負担となります。その上、裁判で無罪と認められる可能性が低いことも間違いありません。残念ながら、総合的に考えて、ご本人に決めていただくしかないのが 実情です。ただ、無罪ということで争うならば、弁護士として出来る限り力になりたいと思っています。


大山滋郎 大山滋郎

神奈川出身。東京大学法学部、ワシントン大学ロースクール卒業。日本及びニューヨーク州弁護士。逮捕され、裁判を受けることになった人を勇気付け、力になることが、弁護士としての重要な責務であると信じている。 詳細はhttp://www.keijibengo.com又は「横浜パートナー」で検索下さい。

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