夏を代表する宿根草、ルドベキアより“タカオ”を紹介します。
真夏、他のお花が暑さでお休みする間、まかせといて!といわんばかりに次々開花するルドベキア。
写真は、去年種から植え直した株ですが、たった一年でこの大きさに(2枚目の写真)。
狭い庭なので5月、6月に何度か切り戻したのですが、旺盛な生命力で伸び伸びと育ち、真夏の到来とともに株張り70cmくらいになって咲きました。
草丈も1mを越えますが、しっかりと堅い茎なので支柱はしていません。風で倒れたり、伸びすぎたな、と思ったら切り花にするといいです。一輪刺しにしてもかわいいし、大きい花瓶にたくさん活けるのもいいです。
肥料もあげていませんが、日光さえあれば元気です。
鉢植えの場合は、花期に緩効性固形肥料をあげましょう。
暑さは猛暑にも負けず、寒さはマイナス10℃まで耐えます。
こぼれ種でもよく増えるので、一年草のように育てても毎年楽しめます。
害虫は、ハモグリバエに注意です。ハモグリバエは、葉に白い線が浮き出てくるので発見しやすいです。
虫にやられた部分を切ってしまっても、すぐにきれいな葉っぱが出てきます。
パリに行ったとき、夏の花壇に必ず1株植えられていたのが印象的です。
花期:7月~10月
草丈:40~150cm程度
科名:キク科
原産地:北アメリカ
日 照:日向
管 理:思い切って切り戻せば、40~50cmくらいで管理できます。
メ モ:こぼれ種で増えた苗をポットに上げておいて、植え場所を考えましょう。
